妊婦さんのためのサークル  ビバ!妊婦部!     

東京近郊にて、妊婦さんの集いの場を作っています。                                     ビバ!妊婦部! とは、妊婦さんのための部活動(サークル)です!                               運営メンバーは自然出産で有名な吉村医院に関係しています。

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いのちを感じるお産塾 第一回目 レポート



いのちを感じるお産塾

第1回 出産について正しい知識を
    男性目線・女性目線から夫婦で学ぶ 
 

2月2日(土)13:30~15:30

講師:産婦人科医 安田基
    天使大学院助産研究科実習指導員 岡野眞規代


全5回で開催される、
「いのちを感じるお産塾」、
第1回目が開催されました。

テーマは
「出産について正しい知識を
男性目線・女性目線から夫婦で学ぶ」
ということで、

今回はご夫婦で参加していただきました。

参加者で輪になって座り、
講師の先生お2人を囲んでスタートしました。

始めに企画のビバ!妊婦部より、
お産塾の紹介がされました。

自分のお産の経験の時、
病院に通っていても、
隣りの妊婦さんとお話する機会もなく
孤独な気持だったが、

吉村医院という病院に出会い、
妊婦さん達が集いみんなで体を動かしたり、
ご飯を作って食べたり、
ぺちゃくちゃおしゃべりをしたりするようになり、
とても楽しい妊娠生活を送れたので、

同じ境遇・同じ地域の方々で繋がることで、
一緒に妊娠時代を乗り越ええ、その後も繫がれる仲間作りを
してほしいという思いが伝えられました。


第1回目は、
妊婦の体の中で何が起こっているのかということや、
父性について、夫婦でともに学ぶことで共有し、
父性と母性の融合であたたかい家庭を
作っていく助けになったらと話されました。

その後参加者のみなさんに
自己紹介をしていただき、
男性には今の心境を語っていただきました。

みなさん、

「初めてのことなので
わからないことだらけで勉強したい」とか、

「第1子の時にはばたばたしてしまったので、
今回は楽しみたい」とか、


前向きな心境をお話してくれました。

名前を検討中ですと、
わくわくしている様な意見も聞けました。


まずは安田先生からお話していただきました。

安田先生は、
ホルモン・内分泌系が専門の産科医で
いらっしゃいますが、

吉村医院で勤務するようになってから、
お産の本当の素晴らしさを
知ったとおっしゃっていました。


ここでみなさんが顔を合わせたのも何かの縁、
妊娠中は孤独なのが1番よくないので、
みなさん友達になってくださいという
メッセージからスタートしました。


安田先生のお話をまとめました。


☆お産って何だろう?

動物としては、
命をつなぐ・子孫を残すということです。

しかし人間のお産には、違う意味も含まれています。

哺乳類がいろんな環境の変化に適応し、
変化していって、人間が誕生しました。

その変化の過程で、
人間は神から「愛」というものをもらっています。

人間のお産(セックス~母乳がほぼ完了するまでの3年間のこと)とは、
「愛」の受け渡しでもあるのです。


人間とその他の哺乳類との大きな違いは、

①二足歩行で手が使える(道具を使える)
②大きな脳(チンパンジーの2倍)
③セックスでのエクスタシーが強い

という3点です。

何故セックスが気持ち良いのか。

オーガズム・エクスタシーは、
宇宙との一体感であり、
相手への思いやり・責任など、
愛することにつながっているのです。

☆古い脳と新しい脳

吉村医院では、
妊娠中は毎日2時間歩くように言われます。

歩くとお腹が張りますが、
それで安静にするというのは間違いです。
いつもより運動をしてください。

人間の脳は2種類に分けることが出来て、

動物から発達した、
間隔と感情につながる、
意識をしない部分の「古い脳」

一方、
人間特有の、
考えることをする脳が「新しい脳」です。

古い脳がしっかり構築される機会は、
お産(セックス~母乳がほぼ完了するまでの3年間のこと)にあるのです。


古い脳は良い刺激を受けないと発達しません。

考えるのをやめるよう、
できるだけ気持ちの良い場所を歩き、
赤ちゃんをゆりかごのように
ゆらゆら気持ちよくさせてあげてください。


又、水は自然界の波動を伝達します。

赤ちゃんは90%が水で出来ているので、
気持ち良い空気に触れ、
気持ち良い音、
気持ち良い言葉を
聴かせてあげてください。

赤ちゃんは全身でそれを受け取っているのです。



☆父性について

セックスで命が宿り、
母を通して赤ちゃんを強くします。

父親にできることはズバリ、
母親を気持ちよく過ごさせてあげることです!


環境を整えることや、
一緒に歩いて気持ちよく
体を動かせるようにすること、
夫婦の会話による心のケアも大切です。


女性は感性が豊かで、右脳的です。
男性は理屈っぽく、左脳的です。

男女は違うから、
話すことで相手を理解するのです。


相手を理解すうために、時には喧嘩(議論)も必要です。
しかし、言葉の使い方は練習しておいてください。

植物は、

「バカ」とか「死ね」と言われると、
枯れてしまい、

「愛してる」とか「ありがとう」という言葉で
生命力が上がることが、

科学的実験で証明されています。

是非ポジティブな言葉を
使うように心がけてください。


一緒に歩きながら話すのは、
同じ方向を向いて話せるのでとても良いです。

これらの両親の行動は、
赤ちゃんの潜在意識に記憶され、
成人してからの思考パターンに影響します。


ただし赤ちゃんは柔軟ですから、夫婦喧嘩をしたからダメということはありません。
そのことは、戦争中の赤ちゃんで多く検証されています。
赤ちゃんは強く、どんな状況でも、愛されていると感じることで、強くなります。

恋は感情的であり、
PTAというホルモンの分泌が関係していますが、

愛は、責任・思いやり・意志・表現の技術であり、
それらは会話から始まると思います。


父親は、

・赤ちゃんの責任を自覚すること
・母親を気持ちよく運動できるよう、安心させ、支えること

をしてください。


運動は、
母にとっては支給の筋肉を鍛え、
赤ちゃんにとっては古い脳が育まれ、
支えられ、抱きしめられる感覚を与えます。


運動でお腹が張って流産・早産の心配はありません。
心の中の心配・不安の方が悪影響です。
出欠でもない限り、適度な張りは赤ちゃんにも良い影響なのです。

☆陣痛とホルモンの話

陣痛を、痛い・怖いと思っていますか?

陣痛の時には、オキシトシンというホルモンが古い脳から分泌されます。

周期的に子宮を収縮させて、陣痛を起こします。

オキシトシンは愛情のホルモンで、
陣痛の時にはものすごい量が出ています。

これは、母親と赤ちゃんが持つ大きな才能なのです。

オキシトシンによって、お産を進め、愛情を深めるのです。

陣痛は、ずっと痛いわけではなく、周期的にやってきます。

人間の体には、痛みだけでなく、
それに対するご褒美のホルモンも一緒に出るようになっています。

これが、脳内麻薬ホルモンと言われる、エンドルフィンです。

この癒しのホルモンによって、
女性は、自分が生まれる時、
又、これまでに受けた傷を癒し、
お産によって、生まれ変わることが出来るのです。


・出来るだけプライバシーが守られていること
・大脳皮質ホルモンを刺激するもの(光・温度・視線など)を取り除くこと

こういった環境を確保することで、
自分のお産に没頭出来、
オキシトシンが、ドバーっと出てくるのです。


お産が近づくにつれ、オキシトシンの分泌はピークに達します。
母親は急激にアドレナリンが出て、戦う時の鋭敏な作用が出ます。
それは赤ちゃんにも影響し、目をぱっちりと開き、母親を見るのです。

ご褒美ホルモンのエンドルフィンの分泌もピークに達し、
動物的に、赤ちゃんがかわいくてしょうがなくなります。
この時間が、母子の絆を深める時です。


エンドルフィンの後、
プロラクチンというホルモンが分泌され、母乳が出ます。

赤ちゃんが泣く・要求することで、
母の体からオキシトシン→エンドルフィン→プロラクチンと分泌され、
母乳を気持ち良く感じます。
赤ちゃんもエンドルフィンを出します。

女性のホルモンバランスはいろんなことが起こり、
過敏になったり、感情的になったり、傷つきやすかったりします。

父親はそれを理解し、「負けるが勝ち!」という気持ちでいましょう。


1番発揮出来るのが母乳の時です。

母乳は、10kmマラソンに相当する程の体力を使います。
母親はとても疲れるのです。
ミルク・風呂・おむつ替えなど、
代れることを手伝うだけじゃなく、
とにかく母親を支えてください。

夜中に赤ちゃんが泣いていても、
1人だけ寝ているようではいけません。
言葉だけで、行動に移さないのは愛とはいえません。


父親は、
最初の3か月は赤ちゃんの頭に全く入っていません。

母親がすべてです。

その母親に、父親がどう思われているか、
それが赤ちゃんの潜在意識にインプットされます。

ゆえに、仕事が辛くて眠くても最初の3ヶ月は
やっておいた方が得なのです!


銀行と同じで、
後でちゃんと利子が帰ってきます。(成人してからの関係性において)
やっていなければ、返ってくるのは負債のみです。笑


父親も仕事もあって大変だが、
長い期間じゃなく、
最初の2~3か月なので、
苦労を共に乗り越えて、家族の絆・愛を深めてください。



ちなみに、

オキシトシンは、収縮させるホルモンで、
お産だけでなく、母乳・射精・膣の痙攣なども起こします。
セックスの時と全く同じホルモンなのです。
セックスとお産は、結びついているのです!

このように、
お産は人間の土台作りであり、愛情のつながりです。

いたくないように…と考えるのではなく、
本来持っているお産の力を出来るだけ
邪魔せずにお産をしてほしいです。


質問

親から心配されるのですが、
運動は臨月とかでもやっていいのですか?


答え

運動に制限はないです。

走っても、自転車にのっても、
気持ちよく動ければそれが良いです。


親御さんの時代は、
病院のお産でコントロールされてきた時代なので、
そのような心配をされるのかもしれません。

破水が起こっても問題ありません。それもお産の形です。
ただ、転ばないように注意してください。

人間は動いた方が考えることが休まります。
いろいろ考えれば、お産の邪魔をします。
歩いたり、景色を眺めたり、気持ちいことを感じてください。
とにかく、出来るだけ楽しく!



そして休憩をはさんで、岡野先生のお話でした。

岡野先生は、
吉村医院で婦長を務めていた助産婦さんで、
現在は天使大学院助産研究科実習指導員
として勤務される傍ら、
全国で講演を行っている先生です。

いつもは2時間かけてお話されている内容を、
30分にギュッと凝縮してお話してくださいました。

お話は、吉村医院の映像を見ながらの進行で、
音に耳を澄ませたり、においを想像したり、
5感を使って、学ぶというより、「感じる」お話でした。


岡野先生のお話を以下にまとめます。



お産≒怖い・痛いという刷り込みがされていますが、
新しい命が生まれることは、しあわせで喜びです。


吉村医院には命の本質があり、
それは病院で勤務している時には考えたことがありませんでした。

お産には、人間を超えた力が働いており、
人間が無限であることを知りました。


吉村医院のお産の家は、
江戸時代からある建物です。

部屋は畳で、うぶ綱があったりして、
妊婦さん達は古屋と呼ばれるところで、
まき割りをしたり、
ご飯をみんなで作って食べたり、
楽しくおしゃべりをして過ごしています。

焼いている魚のにおいを感じてください。

映像の音に注目してください。
火がパチパチとしたり、
包丁のトントンという音、
ぺちゃくちゃおしゃべりの声、
これらは、副交感神経を優位にする、
リラックスさせる音です。


現代では、女性も仕事に出ているし、
便利な物であふれ、こういった音を聞く機会がなくなってきています。
5感をとぎすませて、子供を感じてください。

映像に映る、吉村医院に通う妊婦さんは

「動いた後に、みんなで食べるご飯がおいしい」

「ここに来て友達がいっぱい出来た」

「お産の不安はありません」

「痛かったけど、出てきた時は感動した」

「薬を使わないので安心」


などと話し、
陣痛が引いている時には古屋に来てまき割りをしたり、
山に登りに出かけたりしています。

これらの言葉にあるように、
健康で楽しく、仲間がいること、それがキーワードなのです。

こうあ在らねばならないということは何もなく、
楽しめる範囲で、ワクワクすることを自然に探していけばよいのです。


吉村医院では、畳に布団の上で自由にお産をしますが、
普通の病院でも、分娩台の上での苦痛なお産から、
布団の上でのお産に戻してきているところもあります。

病院でのお産の形も、変わっているのです。

だから、嫌だなと思いながら、
病院で言われるままでいる必要はないです。

自分の思いを伝えることを、やっていってほしいです。


お産は病気ではないので、
自分で決めていくことをしてください。

現代の人は自分が何が気持ち良いのかを知らない傾向にあります。
何が良いかはそれぞれ違います。
人と比べないことです。

吉村医院では、スクワットを200回やるように言われます。
でも、やっていない人もいます。
1000回やっていた人もいます。
やれるかも…と思えば、限界はないのだなと思いました。
いつもやっていないことを急にやっても無理です。
10回でも20回でも、少しずつ、そして続けることが大切です。
人と比べずに、継続していってください。


妊娠中は、
重いものを持ってはいけないと言われてきましたが、
吉村医院の妊婦さんは、みんなキラキラしてやっていました。

まき割りは、スクワット効果もありますが、
台地に足をつけて、夢中になって割るというのが良いのです。


現代人は、
1日に8万個もの情報を頭で考えているそうです。

それを止めて、夢中になれることをやる!
まき割りじゃなくても、何でもいいのです。


体を動かすと、体が軽くなり、心も軽くなる。

吉村院長は
「ゴロゴロ・ビクビク・パクパクしない!」と言います。

体を動かし、楽しく過ごす。
食事は腹8分目で、
出来れば和食中心にしてください。

その方が赤ちゃんもすくすく育つし、
ゴールはお産ではなく、
その後の母乳のためにも、
和食の方が良いからです。


赤ちゃんは、
お母さんに抱かれるために生まれてきます。
生まれた後は、出来るだけ抱いてあげてください。
蘇生が必要だとか、
どうしても離れなければならない場合は、
テレパシーを送ってくださいね。
ちゃんと伝わります!


破水から始まってもビクビクしなくて大丈夫です。
子宮口がほとんど開いていても、雑巾がけをしている妊婦さんもいました。
逆子でも、ゴロゴロ・ビクビク・パクパクしなければ、つるんと生まれてきます。
命を信頼してください。

妊娠中どれだけ動いたか、
どれだけワクワクしていたかが、
生まれた赤ちゃんの目に宿っています。


赤ちゃんは、快か不快かで、
泣いたり泣き止んだりします。

赤ちゃんの本能の要求を理解してあげると、
赤ちゃんはとても安心し、満足し、お母さんを信頼します。
それが、人としての土台になるのです。


お産を通して、愛に気付くことでしょう。

妊娠中、夫婦でどれだけ楽しめるか、
そして、人まかせにせず自分のお産と向き合ってください。
勇気を持って、病院に希望を伝えてくださいね。




こうして2時間のお産塾が終了しました。

二人の先生から、

男性目線・女性目線からの「お産」を、
理論的なお話と、感覚的なお話、
両方の観点から聞くことが出来ました。

参加者のみなさんも、
お産へのイメージが、随分明るいものに変わったようでした。

次回は、
お産に主体的に向き合うこと、
体の動かし方など、

助産師がさらに詳しくお話していきます。

記:山本晶子(ビバ!妊婦部!)
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Author:ビバ!妊婦部!
                東京近郊にて活動している妊婦さんのためのサークルです。
ビバ!妊婦部!の目的は、楽しく妊婦生活を送ってもらうこと!
そのために、妊婦さんが集い、語り、からだを一緒に動かしていきます。

運営メンバーは、自然出産で有名な吉村医院の助産師、そこで出産している人、吉村先生の本を読んで感銘を受けている人などです。

都心版古屋を作ることを目指して活動しています。

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